マグネット式の塗装クリップ

マグネット式塗装クリップ 模型用ツール
マグネット式塗装クリップ

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ペインティングベースの悩み

私はペインティングベース(塗装クリップを立てて置く台)として100均の「猫の爪研ぎ」と「ステンレストレー」を組み合わせものを使っていたのですが、保持力が高くないので部品同士がぶつかってしまう事故が多いのが悩みのタネでした。

自作のペインティングベース

そんな悩みを解決してくれそうなアイテムが nippper で紹介されていました。

塗装クリップMaster

この記事ではクリップ部分の素晴らしさが紹介されていますが、製品サイト によると

持ち手部分の末端のネジに、別売りのオプション部品「塗装クリップMaster専用マグネット」を取り付けることができます。

とのこと。
個人的にはこちらが刺さりました。
ちょうどステンレストレーを使っていることですし、「塗装クリップMaster+専用マグネット」なら上記の悩みが解決できそうです。

しかし、nippperの記事でも指摘されている通り、ちょっとお高い。
塗装クリップMaster本体専用マグネット を合わせると 12本で3,700円弱、1本あたり300円超えです。(価格は2025年7月時点)
普通の塗装クリップは60本ほど持っているので、同数を揃えると18,000円以上かかります。
さすがに高価過ぎ。
欲しいのはあくまでも「マグネットで固定できる棒」なので、代替品が無いか探してみました。

代替品

そして、見つけたのがこちらの商品

※私は Aliexpress で購入したので上記Amazonの商品が全く同じものかは不明です。
 見た感じではほぼほぼ同じものだと思いますが…。

Amazonだと 60円弱/本、Aliexpressだと40円弱/本(送料別)と、だいぶお安くなっています。
しかもクリップにゴムカバーが付いていたり、棒の部分が曲がるようになっていたりと独自の良さもあります。

マグネット式塗装クリップ

実際にステンレストレーと組み合わせるとこんな感じになります。
格安とはいってもクリップ部は噛み合わせも良く、意外に高級感があります。

実力チェック

マグネットの吸着力(簡単に外れてしまわないか)、棒の部分の強度(重めのパーツを支えきれるか)といった点が気になると思いますので、動画(36秒、BGMアリ)を用意しました。

結論としては「まったく問題なし」です。
しいて難点を挙げるなら「トレーから外す際には、必ずトレーを押さえないといけない」というところくらい。
磁力が強い分、トレーごと持ち上がってしまいます。
(磁力が強いとは言っても外すのに苦労するほど強い訳ではなく、ちょうど良いバランスになっています)
ただ、使っていればすぐに慣れると思うので、大きな問題ではありません。

実際に使ってみた

まずは実際に15パーツほど並べた状態。
この通り、ベースを垂直にしても大丈夫です。
また、塗りやすい向きになるよう、パーツごとに持ち手部分の曲げ方を変えているのもお分かりいただけるかと。
持ち手を曲げるとパーツの高さが変わるので、よりパーツ同士が接触しにくくなる効果もあります。

マグネット式塗装クリップの活用例1

続いて一部パーツのアップ。
挟む場所によって先端カバーを着け外ししています。
カバーについては大して期待していませんでしたが、こうやって使い分けができるとやはり便利です。

マグネット式塗装クリップの活用例2

鉄製品にならだいたいなんでもくっつくので、こんな風に乾燥待ちの部品を退避させることも出来ます。

マグネット式塗装クリップの活用例3

金属製の塗装ブースを使っている方なら、さらに活躍してくれるでしょう。

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