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ラクトヘルシス社製のヨーグルトメーカー エコグルト を購入しました。
きっかけは大谷翔平
テレビで初めて知ったのですが、岩泉ヨーグルト という商品がありまして、この商品を大谷翔平が「世界一美味しい」とまで言っていたのです。
元々ヨーグルトはあまり食べて居なかったのですが、大谷がそこまで言うのなら、と早速買ってみたところ、公式サイトの宣伝文句通り「もっちりした食感と独特な粘り」で確かに美味しい。(世界一、と断言はしかねます…)
最初はなんとか入手できたのですが、テレビ効果ですぐに品切れになってしまい、追加購入ができない状態に。
岩泉ヨーグルトはアルミ製のパックで製造するのが秘訣らしいのですが、スーパーでたまたま同じアルミパックの商品である湯田ヨーグルトを見つけたのでこちらも試してみたのですが、はっきりとした違いが分からないくらいには十分美味しいと感じました。
美味しいけど、ちょっと高い
ただ、どちらの商品も若干お高いのが気になるところ。
スーパーで売っている一般的なプレーンヨーグルトと100gあたりの単価を比較すると、以下のとおり2倍以上の価格です。
商品価格 | 容量 | 100gあたり単価 | 倍率 | |
一般品 | 150円程度 | 400g | 37.5円 | – |
岩泉ヨーグルト | 1,580円 | 2,000g | 79.0円 | 2.1倍 |
湯田ヨーグルト | 740円 | 800g | 92.5円 | 2.5倍 |
この金額だと継続的に食べ続けるのはちょっと厳しい…。
「そういえば、ヨーグルトって自宅で作れる、というか、増やせたよな?」
とヨーグルトメーカーの存在を思い出し、早速いろいろと調査。
比較の結果、冒頭のエコグルトの購入に至りました。
アルミパックは必要?
ただ、ここで気になるのは岩泉・湯田ともに「アルミパックを使う」ことであのもっちりを実現している、という謳い文句になっている点。
両社製品のアルミパックそのものを洗って再利用する、大きなアルミ缶を探す、アルミが無理ならせめて紙よりは熱伝導率の良いスチール缶を使う、など、いろいろと検討してみたもののどれもそれなりに欠点があります(実際に試してはいませんが)。
案ずるより産むが易し、ということで、まずはエコグルトの標準的な使い方に従い、普通に牛乳パックを使って作ってみました。(設定は40℃、8時間で統一しています)
結果として、岩泉・湯田ともに元の製品と遜色ない(と少なくとも私が思う程度の)もっちり感が出ました。
という訳で「アルミパックは無くても大丈夫、牛乳パックのままでOK」というのが私の結論です。
少し困るポイント…量が多すぎる
ウチでの作り方ですが、種ヨーグルトは購入してきたヨーグルト製品から直接取ったものだけを使用しており、自宅で増やしたヨーグルトを種にすることはしていません。(単純に雑菌の混入が怖いので)
エコグルト推奨の種ヨーグルトの量は100gで、これを900mlの牛乳に混ぜて発酵させることでほぼ1kgのヨーグルトが出来上がります。ウチの場合、この1kg分をだいたい2〜3日で食べきっています。
が、ここで問題が。
1回100gしか使わないということは、岩泉なら1パックから10回、湯田は同じく8回作れることになります。
1回分を2日で食べ続ける=2日に1回ヨーグルトを作る、としても、最後の1回分を作るのは商品購入から2週間以上経った頃なので、賞味期限ギリギリなんですよね…。
作った分を食べきるのを待たずに毎日作ってヨーグルトにした状態でストックする(冷蔵庫の中で場所を取り過ぎて邪魔)とか、多少の賞味期限切れは気にしない、という手もありますが…。
量が多いのが問題なので、単純に「量が少なめな、一般的な安いプレーンヨーグルト」を試すことにしました。
種ヨーグルトの模索
0. 岩泉ヨーグルト、湯田ヨーグルト
再掲になりますが、岩泉・湯田ともに元の製品と遜色ない(と少なくとも私が思う程度の)もっちり感が出ており、とてもおいしいヨーグルトができます。
欠点は 単価が高いこと、量が多すぎること、の2点です。
1. ビヒダス プレーンヨーグルト
まずはプレーンな ビヒダス 。これはあまりもっちり感のない、一般的な仕上がりでした。
2. ビヒダス プレーンヨーグルト脂肪ゼロ
次に ビヒダス 脂肪0 。実はこれ、プレーンなビヒダスと間違えて買っただけだったんです。
この商品は原材料に生乳も使っておらず、乳製品だけで出来ているので下手をするとヨーグルトにすらならないのでは…と危惧しつつも試してみたのですが…なんとこれが大正解でした。
それでは仕上がり具合をご覧ください。
まずはタッパーに牛乳パックをひっくり返して中身を出したところ。
牛乳パックの底の形状がそのまま残る程度の硬さはあるように見えます。
これをスプーンでかき混ぜて、全体をなじませたあとの状態がこちら。
岩泉や湯田にも負けないほどのもっちり感です。
まさかこんな結果になるとは予想外でした。
3. 某社製品
たまたま ビヒダス 脂肪0 が売り切れていたので、仕方なく某社製品※を買ってきたので、出来上がり具合を ビヒダス脂肪0 と比較してみました。
なお、エコグルトの設定や使用している牛乳、作業手順等は全く同じです。
※結論として、某社製品もちゃんと食べられる美味しいヨーグルトにはなっていますが「ビヒダス脂肪0」推しの立場上、どうしてもディスっているような雰囲気になりそうなので製品名等は伏せます。
では、さっそく動画をどうぞ。
ビヒダス脂肪0については前と同じ動画です。
スプーンから滴るヨーグルトの粘りの違いがお分かりいただけるかと思います。
(色の違いについてはおそらく照明条件の違いかと…断言はできませんが)
味については…某社製品の方があっさり目の仕上がりでした。
その後、もう一つ別のヨーグルトを試したのですが、あまり良い結果にはなりませんでした。
だいぶ粘土の低い、飲むヨーグルトに近い仕上がりでした(ので、これも商品名は伏せます)。
4. 明治ブルガリアヨーグルトLB81プレーン
続いて 明治ブルガリアヨーグルトLB81プレーン を試してみました。
早速動画をどうぞ。
ビヒダス脂肪0とは全くの対極とも言える、粘り気が弱い仕上がりとなりました。
食感も見た目通り、あっさりした感じです。
「岩泉ヨーグルト系のもっちりタイプ」が好きでヨーグルト作りを始めた訳ですが、こういうあっさりテイストもこれはこれでアリかな、と思わせてくれる仕上がりでした。
半年間使ってみて
我が家ではヨーグルトを食べる習慣が完全に定着し、エコグルトで増やしたヨーグルトが常に冷蔵庫に入っている、という状態です。
この半年でエコグルトを使った回数は40〜50回くらいになると思いますが、失敗は一度もありません。それくらい簡単、かつ安定して作れています。
種ヨーグルトについても、ビヒダス 脂肪0 からは安定して「もっちりヨーグルト」が作れています。
初めは単なる偶然かとも思いましたが、毎回ほぼ同じような出来上がりなので、やはりビヒダス 脂肪0 の特性、なのでしょう。
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